一斉更新!Class of 2022 日本人学生ブログ4:スコアメイクで悩んでいる方へ

こんにちは。Class of 2022のSNです。私は海外経験が全くなく、社費派遣生に選抜されてから受験準備を開始しました。投資銀行の業務も同時並行で行う受験準備だったものの、最終的に合格できたのはGRE受験によって効率的にスコアメイクできた(2か月間程度)からだったと思っています。そこで今回は、「GRE受験のすすめ」という内容でブログを書いてみようと思います。Class of 2022も5人中4人がGREを活用しており、GREの認知度は確実に上昇していますが、個人的に受験準備時に整理した特徴や戦略を共有させていただければと考えています。特に、私と同じく日本国内の暗記型受験に慣れている純ドメの日本人の方にはGREがおすすめなのかなと思います。なお、以下では「GRE受験のすすめ」という趣旨に鑑みて、GREのメリットを強調しておりますのでその点ご注意ください。

主なポイント

  • GREは主な学校で採用されており、GMATに代えてGREを活用しても目に見えた不利益を被ることはない
  • GMATとGREでは問われる能力や戦略に差があるため、人によって合う合わないが存在する
  • GMAT→GREの移行は容易だが、GRE→GMATの移行は容易ではないため、時間に余裕があれば「もしGMATが合わないと感じたら、GREという選択肢もある」という整理が望ましい
  • GMAT換算700点程度まではGREの方が獲得が容易だと思われるが、730点以上の高得点を目指す場合にはGMATの方が獲得が容易だと思われる
  • GMATと異なって学校別のGREの平均点は広く周知されるわけではないため、学校側からしても点数が低い学生を合格させやすい可能性(GREの平均点はGMATの平均点より低い傾向がある)

GMATGREの特徴(個人的な見解)

GMAT

  • 塾や問題、Prepが豊富に存在する
  • GMATの受験者が多いため、他の受験生をベンチマークにしながらスコアメイクすることができる
  • 学校にはGMATに基づくトラックレコードがあるため、完全に同じ条件であればGREを活用する生徒よりGMATを活用する生徒を優先する可能性がある(?)
  • 問題の個別性が高く、再現性が低いと感じた(努力が成果に結びつく感覚が初期段階から得られなかった)
  • 塾が提供しているメソッドの延長戦上に本番の問題がないと感じた
  • 同じ実力でも点数の振れ幅が大きい
  • 難しい問題をどれだけ間違えずに解けるかが問われていると感じた
  • 時間的なプレッシャーが大きい
  • 求められる能力の範囲が広いため、準備に時間がかかる

GRE

  • 問題の個別性が低く、再現性が高いと感じた(特にVerbalの半数を占める単語問題は努力が成果に結びつく感覚が得られ、実際に単語を覚えるほど点数が上がりかつ安定した)
  • 塾が提供しているメソッドの影響を受けずに、自学自習で対応できる(どの塾のメソッドが良いなどの情報に振り回されることがない)
  • 同じ実力なら点数の振れ幅が小さい(Prepの点数と本番の点数に一致性が高い)
  • 簡単な問題をどれだけ間違えずに解けるかが問われていると感じた(HardやVery Hardが解けなくても高得点が取れる)
  • 時間的なプレッシャーが少ない(試験中に問題を行き来できるため、時間がかかりそうな問題はランダムクリックしても他で正解すれば高得点が取れる)
  • 求められる能力の範囲が狭く(SC不要、CR範囲狭い)、単語暗記は塾の日程に左右されないため準備に時間がかからない
  • 塾や問題、Prepが少ない
  • GREの受験生が少ないため、他の受験生をベンチマークにしてスコアメイクすることが困難
  • 学校にはGMATに基づくトラックレコードがあるため、完全に同じ条件であればGREを活用する生徒よりGMATを活用する生徒を優先するリスクがある(?)

GREの対策

Verbalにおける各セクションの勉強方法は以下の通り。

  • 単語

Text CompletionとSentence Equivalenceは単語問題であるため、大量の単語を覚える必要があることがGMATとの差である。Barron’s Essential Words for GRE、Manhattan Prep GRE: 500 Essential Words and 500 Advanced Words、Agos GREテキスト、Magoosh GRE Flashcards 1000 Wordsを暗記した

  • Text Completion(6問)

文脈を判断しながら、空欄に最も当てはまる単語を選ぶ問題。単語を暗記したうえで、Magoosh GREやKMF GRE(中国のサイト)で問題演習した。当初は正答率が低かったが、問われる文脈の種類が多くないため、問題演習をこなすにつれて問題傾向をつかんで正答率が上がった(2~3点から4~5点に)。Text Completionにおける正答率とスピードの向上がVerbalの点数向上のカギになる

  • Sentence Equivalence(4問)

単純に単語知識を問う問題。単語を暗記したうえで、Magoosh GREやKMF GRE(中国のサイト)で問題演習した。このセクションで確実に3~4点を取ることでVerbalの点数が安定する。Verbalにおいて最初に点数を取れるようになるべきセクション

  • Reading Comprehension(10問)

GMATでいうRC(8問)とCR(2問)で成り立つ問題。RC部分については、Magoosh GREやKMF GRE(中国のサイト)で問題演習した。CR部分については、GMATの方が難しく勉強になるため、GMATのOGで問題演習した。苦手な内容や時間がかかりそうな問題があれば、思い切って捨てることも選択肢であり、取れそうな問題に時間を割いて確実に取れば高得点が取れるし、点数も安定する

  • Prep

Official Prepの数が少ないことが問題となる。しかし、Magoosh GREでPrepを行うことができる。Magoosh GREは本番よりも難しい問題が多いため、本番の緊張によるディスカウントを考えると丁度良いレベルであった。経験上、本番ではMagoosh GREのPrepと同程度もしくは多少高い点数が出たため、GMATのPrepとは異なり良い目安となった

GREは回答の順番を自分で選べることが特徴である。個人的には、知識的な側面の強いText CompletionやSentence Equivalenceで精神を安定させつつ、Reading Comprehensionに落ち着いて望むことが高得点につながる傾向があったため、以下の順序で解いていた。

  • Text Completion(6問):1 Blank問題は30秒~1分、2 Blank問題は1分~1分30秒、3 Blank問題は1分30秒~2分を目途に解く。最初はText Completionの正答率が高くなく、時間もかかってしまったため3 Blank問題を自動的にランダムクリックしていたが、問題演習をする中で正答率が上がり、時間も短縮できるようになったことで取り組むことに
  • Reading Comprehension(4問):Medium PassageとCRをしっかり解く。この時点で15~18分なら順調なペース、20分以内であれば問題ないと整理していた。大崩れしないために精神的な安定を保てるよう、かなり余裕のあるタイムマネジメントを設定していた
  • Sentence Equivalence(4問):30秒~1分を目途に解く。知らない単語なら潔く諦め(単語勉強をすれば知らない単語はほぼなくなる)、知っている単語なら時間内に解けなくても悩んで良い。同じ時間を投下した場合にReading Comprehensionより正答率が高いと判断
  • Reading Comprehension(6問): Medium PassageとCRをしっかり解き終われば、Long Passageはランダムクリックで良いと整理していた。Magoosh GREのPrepで練習する中で、Long Passageに無理して手を伸ばさなくても、他がしっかり取れればVerbalは153点以上に落ち着くイメージがあった(これでMathをしっかり取ればGMAT換算700点以上となる)

終わりに

受験準備においてスコアメイクは1つの要素に過ぎませんが、最も時間やプレッシャーがかかる部分だと思います。特に、GMATで苦労されている方は、GMATありきではなく、GREも候補に含めてみることを強くお勧めします。

家庭や仕事との両立に加えて、コロナによる行動制限など大変なことばかりかと思いますが、是非頑張ってください。何か役に立てることがあれば、ウェブサイトの問い合わせフォームからご連絡いただければと思います。望みの結果が得られることを祈っております。