Classroom外のProgram(Global/Leadership/Hands-on/Others)

1) Global Program

Global Immersion Program

冬休み期間、もしくは春休み期間に、特定の国に滞在し、その国の企業、政府機関等を訪問し、各国の文化、政治、経済、ビジネスについての理解を深めると同時に、国際的視野を広げようというものです。 コースの構成は、大抵は、訪問国についての事前の講義+実際の訪問+旅行後のレポート、で構成されており、0.5単位もらえます。通常の授業料とは別に費用がかかります(Flight ticketsを入れると5,000ドルくらいか)。 2017年度は、冬休みには、インド、Middle East、の二つが開講され、春休みには、South Korea、South Africaの二つが開講されましたが、毎年訪問国が一緒、とは限りません。 申し込み方法ですが、第1Quarterが始まって早々に説明会があり、11月中旬に抽選に申し込みます。定員を超える応募があり運悪くはずれた時にはWaiting Listに名を連ねることとなります。しかしながら、キャンセルが結構あり、最終的に自分の希望するコースに参加できる確率は意外と高いようです。 アメリカ人たちと数週間生活を共にすることによって、彼らの普段の学生生活ではなかなか伺い知ることのできない部分を知ることができ、旅行そのものの楽しさ以上に楽しい、そして貴重な体験ができたとの意見が多いようです。反面、海外の企業経営・経済の学習という点では、Company Visitをして先方のPresentationを受けるというスタイルが中心となるため、目的を明確化して参加を決定することをお奨めします。なお、国によって必要となるA型肝炎や黄熱病などの予防接種は、GIPに参加する際にいずれ必要となりますので、未済の方はStudent Health Centerで早目に済ませましょう。

Global Modular Course

GMCも、GIP同様選択科目の一つで、冬休み、春休みもしくはSpring Semester後に1週間程度、特定の国に滞在しCompany visitを行うプログラムですが、GIPよりも、特定のトピックにフォーカスした形のプログラムになります。例えば、2018 Spring Breakに開講された授業では、Finance In Europe, Healthcare and Business in Ethiopia, Practices and Institutions in Silicon Valley, Sustaining National Competitiveness by Leveraging Capabilities in Japan, Technology Innovation and Entrepreneurship in Buenos Aires, Understanding & Marketing to the Chinese Consumerなどがありました。日本のGMCに、サポート側のTAとして参加する日本人も多いです。別記事でご紹介したJapan Trekとは異なり、ビジネスに特化した形で日本を見つめ直す機会にもなります。

Exchange Program

https://mba.wharton.upenn.edu/academics/global-learning/
先に挙げたGIPやGMCもウォートンでのInternational Opportunityの好例ですが、それ以外にExchange Program(交換留学)という機会もあります。対象校は、INSEAD、LBS、IESEといったヨーロッパの一流MBAから、中国の北京大学やオーストラリア、ブラジル、イスラエルのビジネススクールまで、とてもバラエティに富んでいます。また、留学期間も1 Semesterかけて行くものや、1 Quarterのみ行くもの、あるいは夏休み期間中に行くものと言ったように幅広い選択肢があります。これらのExchange Programは正式な交換留学にあたるため、交換留学先に1 Semester行くのであればウォートンでの4単位相当を、1 Quarter行くのであればウォートンでの2単位相当を取得する義務があり、これら取得単位は卒業に必要な19単位に算入されることになります。また、渡航費や現地での生活費は個人負担となるものの、授業料はかかりません(一部学校については追加費用がかかる場合もありますが、一番人気のINSEADについては追加料金はかかりません)。エッセイとApplication Formを提出すると、ウォートンでの成績を加味した上で審査が行われ、これに通ればExchange Programに参加することができます。多くの留学先の中で最も人気があるのが戦略提携を結んでいるINSEADへの交換留学で、日本人学生を含め、毎年多くのウォートン生がフランスあるいはシンガポールのキャンパスへ飛び立っています。また逆に、他校からウォートンに来ている交換留学生と選択科目での授業等で一緒になる機会も多くあります。

2) Leadership

リーダーシップスキルの向上はウォートンのプログラムが力を入れている分野の一つです。Classroom(主にマネジメントの授業)でリーダーシップを向上させるプログラムがあるのはもちろんですが、ここではCampus外でのプログラムを簡単に紹介したいと思います。

Leadership Ventures

Leadership Venturesとは厳しい自然の中やかつての戦場といった様々な状況の中でいかにリーダーシップが発揮されるかを実際に現場で体験するプログラムです。例年、南極滞在体験、冬山登山、US Marine Corps Program(Quanticoにある海兵隊学校での2日間の軍事、戦略訓練)、Patagonian Trek(チリの山々のハイキング。1週間以上かかる。)といったものです。各コースともに人気が高く、Waitlistができることが多いですが、Intensiveな環境で、真剣にチームをリードすることを深く考える機会になり、満足度は非常に高いです。なお、2年生や、Leadership Ventures未経験者が優先的に受講できるようになっているようです。

P3

https://leadership.wharton.upenn.edu/p3/
P3とは、Purpose, Passion and Principlesの略で、8週間にわたり、自分の目標や考え方の傾向について理解を深めていく課外プログラムです(単位にはなりません。)。Essayで志望動機などを提出し、選ばれると、GenderからBackgroundにいたるまで、Diversityに富んだ5-6人のグループがLeadership Program Officeからassignされます。そのグループで毎週2時間ほど、どういう人生が自分にとっての成功or幸せか、や、自分の今を形成した過去の出来事は何か、等の特定のトピックについてDiscussionを重ねます。話し手は、Openに本当の自分のことを打ち明けること、他のチームメンバーも、良い聞き手となり、受け身にならずに積極的にアドバイスをしていくことが求められます。非常にDeepなDiscussionになるので、P3終了後も関係が長く続いているグループも多いようです。毎年応募者が100人を超える人気のプログラムです。

Executive Coaching and Feedback Program (ECFP)

ECFPは、Fall+Spring Semesterを通じて、Coachとの1対1のCoaching/Feedbackを繰り返し、目標実現につなげるプログラムです(単位にはなりません)。Coachingが始まる前に、自分の身近な人(職場、友人など)から360度評価をもらい、そのデータをもとにコーチとGoal settingを行い、そのために必要なActionsを一緒に考え,自分のActionsに対しFeedbackをもらう、といった流れです。自分の好みに合ったCoachを選べる(厳しい・優しい、など)など、自分が最もStretchできる環境を作るための工夫が多くされています。

3) Hands-on

FAP(Field Application Project)

http://fap.wharton.upenn.edu/
実際の企業を対象にコンサルティングを行うプロジェクトです。また、基本的には海外企業が対象ではなくアメリカ国内の企業やNon-Profitが対象企業となるため、海外への訪問は伴いません。プロジェクトの種類はその年によって異なりますが、民間企業の海外戦略の立案やそのためのマーケットリサーチ、Non-Profitのオンライン戦略など多岐に渡っています。
この他、既出のLeadership Venturesはもちろんのこと、Global Impact ConsultantsやCommunity Consultantsといったクラブでも、Hands onの機会を提供しています。

4) Others

他学部授業履修/聴講

ウォートン MBAプログラムでは、基本的にウォートン以外の学部で履修した大学院レベルのコースを最大4単位まで卒業必要単位として繰り込む事が可能です。ウォートン Ph.Dコースの科目についても教授およびプログラムオフィスの許可を得れば、履修し、卒業単位およびメジャー必要単位にカウントすることが可能です。また、ウォートンのカリキュラムとは別に他学部のコースをとることも出来ます。ウォートンだけでも相当な数のコースオファーがあり、専攻分野の選択科目を選ぶだけでも十分大変なのですが、各個人の興味や必要に応じてPENNという総合大学の資源をフルに活用しましょう。