クレジットカード

クレジットカードは、レンタカーを借りる際や電話申し込みの際の信用証明として必要になります。しかし、クレジットの履歴の無い日本人がアメリカでカードを新規で作るのは難しく、日本で申し込みできるカードに入会しておくことが最良の方法と思われます。日本のカードをそのまま使うこともできますが支払いが日本の銀行口座のため、口座管理が難しく為替によるコスト(手数料及び為替変動リスク)があります。次のドル決済カードは日本でも手続きできるため便利です。私費の方は退社するとクレジットカードの新規入会が難しくなります。退社前にクレジットカードの手続きをしておくことをお奨めします。

日本と異なりアメリカでは、クレジットカードの支払いは口座引き落としもありますが小切手をカード会社に郵送して決済する方法が主流です(公共料金の支払いも同じです)。口座引落についても、日本のような自動引落ではなく、逐一引き落とし額をインターネット等でカード会社に指定するのが一般的です。やはり多くの現金を持ち歩くことは避ける為、通常の支払いはカード決済が多く、銀行ATMカードはデビットカードとしてほとんどのお店で使えますが、上記の通り信用証明としてはクレジットカードが必要となりますので1枚は持っていた方が安心です。日本発行のクレジットカードももちろん使えますので現地通貨建て発行が難しい場合は日本のカード(為替差損はありますが)でも大丈夫でしょう。下記JAL,ANA両方のカードについては米国に渡ってからでも発行可能ですが、ファミリークラブ(特に保険加入の場合)は日本に居る間に申し込む必要があります。

 JAL Premio Card(プレミオカード)

JALファミリークラブの会員になれば発行される、日本人向けドル決済のカードCard)です。日本からの申し込みができます。24時間日本語デスクがあり、カード以外の保険サービス(自動車、火災、アンブレラ保険)も充実しています。新規のクレジット上限は$5,000ですが、加入後半年以上経過すると更に枠を広げてもらうことも可能です。年会費は$35。連絡先は03-5354-7810(日本)、1-800-947-2030(米国)。
http://www.premio.com/
JALカード(円建/クレジット)からJALファミリークラブ会員になると海外在住扱いになる為、自動的にJMBの日本会員資格がなくなり、JAL日本のJMBサイトにログインできなくなります。代わりに北米ウェブサイトが新たな窓口になりますが、日本と比べて使い勝手も悪く、特典交換の種類も少ないのが現状です。

 ANA USAカード

JALと違いANAではドル建てカード発行に際し、円建てカードの住所を海外に移す必要がありません。その為、円建てカードで貯めたマイルなどは日本に居るときと同じ様に特典に交換できます。(ウェブサイトもANA日本のものにそのままログインできます)年会費も無料でMaster、Visaなど好きなカード会社を選択できクレジットカードとしては使い勝手は悪くありませんが、JALと比べるとカード以外の保険サービスなどが無いことが不便かもしれません。詳細はWEBSITEをご参照ください。
http://www.anacardusa.com/index.htm