Elective coursesご紹介:Leading Effective Teams

Class of 2016のRJです。

本投稿では、私が今期受講している、Wharton の著明な教授、Stuart Friedmanによる”Leading Effective Teams”について概説する。講座名の指す通り、組織・リーダーとしていかにEffective Teamを設計・構築し、一個人としていかにチームを育成・リードするかを学ぶ。12週間のコースの前半は、Effectiveなチームに求められる条件として、Richard Hackman (J. Richard Hackman著、Leading Teams)のフレームワークを中心に学ぶ(後半の個人としてのリーダー能力の育成については、期を改めて紹介したい)。

私が最も驚かされたのは、上記フレームワークを理解させるため、Action Learningを徹底させた緻密な授業設計だ。

まず、個人の課題として、毎週Hackmanフレームワークの1側面について読み、自分が過去在籍したチーム(私の場合は前職(投資銀行)の日印間のM&A執行チーム)にフレームワークを当てはめ、診断・改善点の提言をする。週2の授業においては、小グループに分かれ自分の経験を話す時間が約1/2、教授による講義とHackmanで触れられていない関連トピック(例えば、Hackmanに規律・規範に関する章があるが、Whartonでのdiversityを鑑み、規律・規範に於ける文化的差異)について教授が触れるので1/2。従って授業時間は主に過去の経験を分析することでフレームワークの理解を深める。

次に、Philadelphia近郊の現存するチームと契約し、5人1組でこのチーム(私の場合はPenn MedicineのTrauma Surgical Unit(緊急医療チーム))のEffectivenessをHackmanのフレームワークを用いて分析し、よりEffectiveになるための提言をする、というプロジェクトに同時並行で従事している。Hackmanのフレームワークを使うという事及びプロジェクトの期限以外定められていないので、進め方は極めて自由である。上記過去チームの分析を通して学んだフレームワークについて、今度は主に設計を含めた情報を集める難しさと、膨大な情報から問題点や提言を導出する難しさを学ぶ。従って今後数週間はサーベイの実施、インタビュー、現場視察による情報収集に追われる予定。

最後に、上述の通り上記プロジェクトは5人1組で実施しているため、我々5人のEffectivenessも同時に分析し、よりEffectivenessになるための課題の導出と施策の導入が求められる。週に1度、各チームメイト及びチーム全体のEffectivenessを評価し評価されるのもなかなか精神的にしんどい作業であるが、評価し・評価される事を癖付けする究極のAction Learningだろう。

今は、感銘を受ける程Action Learningを徹底した緻密な制度設計がなされた授業についていけば身に付かないはずがないと信じ、運び込まれた緊急患者の写真やX線・時にリアルを見て食欲をなくす毎日である。あー、良いリーダーになるオペないかな。