

体験記(1)
体験記(2)
体験記(3)
体験記(4)
体験記(5)
体験記(6)
| 職歴 | 都市銀行9年 |
| 私費/社費 | 社費 |
| 海外滞在経験 | アメリカ10年(0-11歳) |
私は帰国子女であり、今までの受験では英文法をまともに勉強せずspoken Englishに頼ってきた為GMATで大変苦労しました。また、スケジュールの関係上GMATの受験回数が制限され、670点というクラスのGMAT Middle 80 percentileに入らない スコアで出願を余儀なくされましたが、凝ったエッセイ・インタビューで巻き返し、総合得点で合格を勝ち取れたのだと思います。
私は海外のカウンターパーティが存在するクロスボーダー案件の仕事をしておりました。海外との接点も多く、仕事を通じて会う顧客、並びに上司にはMBAホルダーが多く、MBAに興味を持ち始めました。一番背中を押されたのはとある先輩から『MBAに行くとDNAが変わるよ』と言われ、『そんな経験をしてみたい!』と強く思い、自分自身の変革の為に私はMBA留学を決意しました。
より多くの出会い、多くの面白い体験をする為、学校の規模が大きく、選択肢も広いWhartonを選びました。そして正解だったと思います。体験してみて分かるのですが選択肢の幅は本当に広く、学業・課外活動ともに充実しています。全て出来ないので優先順位をつけて取捨選択をする必要があります。また、秋に行われた学校説明会の場でも直近の卒業生と数多く会いましたが、私費/社費を問わず、皆Matureで有りながらも行動的で協調的な方ばかりで自分の思い描くMBAホルダーに一番近かったと思います。
| 2008年 4月 | • 渋谷AGOSのTOEFL講座を受講(Speaking/Writing/Reading + Listening) • TOEFL 初受験108点をマーク |
| 5月 | • 御徒町Yoshii English Schoolの英文法講座/をGMAT SC講座を受講開始(8月末迄):周りの受験英語を制覇してきた皆が目からウロコの講義を聞き入っている横で私はまったく付いていけず、悩み始める • エッセイカウンセラーBryan Shihと面談し、共にやっていくことを決心 |
| 6月 | • 御茶ノ水Affiance受講開始(7月末迄):毎週末Affiance生と共にGMAT漬け(どっぷり)になる |
| 8月 | • 渋谷Meisterの夏季1週間コースを受講 • 初回受験に向けてInternational Math Academyをやり込む |
| 9月 | • GMAT初受験670点をマーク • 翌日より1st Roundの出願に向けてBryanとエッセイに着手する |
| 10月 | • 1st Round3校(J校/A校/L校)出願 |
| 11月 | • J校/A校よりインタビューインビテーション有り。 • キャンパスビジット前に日本橋江戸義塾にてインタビュートレーニングを開始。 • キャンパスビジット実施(5校)。 • A校はオンキャンパスでインタビュー実施。 • 1st Round 2校(M校/K校)出願。 |
| 12月 | • L校よりインタビューインビテーション有り • J校・L校都内でインタビュー実施(共にAlumni) • J校より合格受領 • 同時にM校K校はwithdraw |
| 2009年1月 | • 2nd Round4校(C校/S校/H校/Wharton)出願 • L校・A校合格受領 |
| 2月 | • H校・Whartonインタビューインビテーション • C校・S校不合格 |
| 3月 | • H校・Wharton都内でインタビュー実施 • H校・Wharton合格受領 |
• Reading
(GMATにも通じますが)単語力が重要です。そこで、基本に立ち返って旺文社のTOEFL3800にて勉強されることをお薦めします。また、次のステップとしてOfficial Guide(OG)で勘を養い、受験前はTOEFLのWebsite上で受験可能な有料模擬試験を実施。恐らくGMATのReadingとの相乗効果が見込める分野であり、地道にOG、英文読書を繰り返すことで自然と点数が上がると思います。
• Listening
Listeningはとにかくそのスピードについていけるかが勝負のカギだと思います。私は通勤時等にCNNやABC・BBCの報道番組のPodcastを聞くようにしました。また、NHKのラジオ英会話も聞きました。これはListeningのみならず、Speakingやインタビューでも活きましたので皆さんにもお勧めします。
• Speaking
こればかりは人によって勉強方法が違い、正しい方法は無いと思います。AGOSの米人講師曰く、『実際に試験を受けた際、滅茶苦茶な回答を言っても25点が出た。要は発音だ』(そう言い放った時、教室の中に落胆の空気が流れたことは言うまで有りません)。自分の経験からはっきり言える事は、テンプレートに頼らず、自然体で臨んだ方が高い点数が出たことです。その為には生きた英語(抑揚があり、感情がこもった英語)で話す必要があると思いますが、その様な英語を目の当たりにする機会は映画やドラマ(特にFriendsやDarma & Greg等の30分番組等は時間も短く・区切られているので気分転換として見るのも良い)であり、気分転換も兼ねられるので観賞をお薦めします。
• Writing
Integrated(Listening + Reading + Writing)とIndependent(Writingのみ)がありますが、海の向こう、アメリカで添削サービスを提供してくれるJackが何よりも有効でした。Jackは予備校仲間の紹介で知りましたが、日本人受験者の間で彼は有名人です(誰も会ったことも見たことも直接話したことは無く、Family nameも知りません)。ひと月200ドルのFlat Feeで一日一件Short Essayの添削サービスを提供してくれました(2008年5月時点/料金体系は変わっているかも知れません)。そしてその回答速度は恐ろしく速いです。彼のカバレッジはTOEFLのIntegrated、Independentのみならず、GMATのAWA(Analytical Writing Assessment)にも及んでおり、TOEFL・GMAT受験に必要とされるWriting系はJackで事足りてしまいます。彼のアドレスはEssay2Day@aol.comです。
• Sentence Correction(“SC”)
英文法の基礎知識の無い私はMeisterでの勉強が役に立ったと思っています。大半の予備校クラスメートがYES (http://www.yes-05.com/)だけで済ましていた中で私はSCに自信が持てなかった為、8月に休暇を利用し、Meister (http://www2.gol.com/users/meister/)での1週間コースを受講しました。私はMeisterでの講義を受け、ようやくSCの問われているポイントを少し理解出来ました。ここで学んだことは『曖昧な表現を含む文章が不正解』でした。また、YESの様なハードコアな文法用語、関係代名詞・従接続詞・ドッグ/エンジン等良く分からない専門用語を多用する訳ではなく、ロジカルに説明して貰ったのでようやく分かった気になりました。この講義を聴いてからSCをちょっとは解けるようになった、気がします。
• Critical Reasoning(“CR”)
CRは論理的思考力が問われるセクションと理解しております。解く為には速読力と読解力が必要であり、その為には複雑な構文になれること、単語力を身に付けること、そして最後はスピードが非常に重要だと思います。私は6-7月にAffiance (http://www.affiance.jp/)という予備校に通いましたが、土佐先生が教えるCR解法がシンプルで私には有効でした。土佐先生の解法も非常に解り易かったのですが、実際に問題を解くと学んだフレームワークに当てはまらないことが多くありました。最後はどれだけ文意をとれるかにかかっていると思います。従って読解・単語を磨くことが点数に繋がってくると思います。また、読解力・単語力はReading Comprehension・TOEFLのReadingでも活きてくる為、継続的な勉強は有効だと思います。
• Quantitative
昨今Quantitativeは難度が飛躍的に上がっており、理系出身者であっても51点は殆ど見かけなくなりました。受験の1カ月前はVerbalセクションの勉強は最低限に抑え、Quantitativeの勉強に注力しました。主にInternational Math Academyを解き、後はGMAT PREP の難しい問題を解きました。
• AWA
AWAはJackで充分だと思います。Jack方式で私自身5.0をだしたのみならず、周囲の予備校仲間も続々と5.5等の高得点を出しており、Jackテンプレートは充分効果的であることが実証されたと思います。
• 全般に言えること
私の感想としては「時間管理」は第一優先では無い様な気がします。時間内にすべてを解ききることよりも時間をかけて最初の10-15問の正答率を上げる方が効果的だと思います。
• カウンセラー選び
殆どの日本人アプリカントはレジュメ・エッセイ・推薦状の作成にあたり、エッセイカウンセラーを雇う。私は先輩からの薦めを受け、個人でやっているBryan Shih (http://elite-essays.com/blog/) と契約しました。普段は米国西海岸Berkeleyに住んでいるが日本人アプリカントが動き出す9-10月の2ヶ月間に限りウィークリーマンションを借り、カウンセリングを実施しています。私がBryanに決めた理由は(a) スケジュールに対する柔軟性、(b) 社費アプリカントのカウンセリング経験、(c) 温厚で真摯な姿勢、そして何よりも(d) 低GMATアプリカントでも素晴らしい実績を残していることの4点でした。特にエッセイでは自分の過去を振り返ったり、自分の失敗を深く分析したり、かなり個人的なテーマが多いです。これらを如何にさらけ出せるかはカウンセラーとの信頼関係だと思いました。Bryanは信頼に足る人物であり、私は楽しみながらBryanと一緒に作業が出来たことが幸運でした。
Bryanが日本国内に居住しないことは一つの不安材料でしたが、蓋を開けてみたらBryanが日本に居た9、10月で相当信頼関係を構築し、11月以降は全てSkypeとEmailに切り替えても何も不満は有りませんでした。また、日本人エッセイカウンセラーの方が意思の疎通が図れて良い、という意見の持ち主もいるだろうが、英語で彼とコミュニケートすることで自分の英語でのコミュニケーション能力が伸びる、というメリットがあると思います。英語で自分の経験や体験談を口に出すことで頭が整理され、インタビューの良い準備になったと思います。一方、コミュニケーションが上手く取れないとエッセイは浅くなってしまう。結局エッセイカウンセラーは有能なシェフだが、材料は自分自身の体験談や経験であるから、それらの経験から学んだこと、シチュエーションを上手く伝えることが出来なければエッセイも生煮えになってしまうリスクがあります。エッセイカウンセラーは万能では無く、結局エッセイとは二人三脚の産物です。
• アメリカ人ウケする文章
私は留学する同期より以下の書籍を紹介されたのでこれから受験される皆さんにも紹介したい。Harvard Business Schoolに合格したアプリカントのエッセイ65を集めた英文のペーパーバック、65 Successful Harvard Essay Applications (http://www.amazon.co.jp/Successful-Harvard-Business-School-Application/dp/0312334486)である。私はエッセイに取り掛かる前にこの本を読みましたが、さすがHBSに合格するアプリカントのエッセイを厳選しているだけあって、そのエッセイのクオリティはかなり高いと思いました。
• エッセイの中に学校に関する関心を含める
どんなに素晴らしい経験をし、素晴らしい目標を掲げるエッセイで有ったとしても、Why this Schoolが弱いとこの厳しい競争下苦戦することは多くなると思います。Bryanが何度も力説していましたが、『誰でも出来る事、誰でも言える事をしても仕様が無い』であり、その通りと思いました。そこで私はエッセイを書く前にAlumniと会い、現場の生の声を反映したエッセイ・インタビューを心がけました。Alumniと言っても卒業後時間が経過している方は記憶が曖昧であり、またカリキュラムも変更されている可能性がある為、卒業後間もない方がベストチョイスだと思います。ポイントは学校案内やWeb Site等に書いてある表面的な情報等ではなく、内部者(在校生・卒業生)しか知り得ない様な情報をエッセイに盛り込むことだと思います。
• 傾向の把握
昨年の受験者等から傾向を聞いてその上で傾向に沿った回答を準備するのが効果的だと思います。相手は面接官/学生/卒業生なのか?直球系の質問が多いのか、或いは変化球も有り得るのか?Blind Interview1なのか?この場合、直球系の質問が中心になると思います。一方で熟読系(Blind Interviewの対極)はエッセイの内容を深く聞かれる可能性が高い。学校によっては前年と全く同じ質問をするケースもある様です。情報収集は受験経験者に聞く、面接コンサルティングサービスを通じて得る、等がある。私が利用したのは日本に滞在するアメリカ人Edward Leeの江戸義塾(http://www.edogijuku.com/)です。
( BlindとはInterviewerが事前情報一切無でレジュメだけで面接を実施する方法である。その目的は先入観を排除し、より多面的にアプリカントを評価するためだそうです。)
• Deliveryについて
これは練習するしかないと考えます。何度も口に出して復唱することで自分なりの流れや言葉が固まってきます。その大きな手助けになったのが江戸義塾のインタビュートレーニングでした。。彼は日本に住んでいる米人であり、エッセイも含めた総合的なMBAコンサルティングサービスを個人で提供しています。奥様は日本人なので日本語は一定の理解があるものの、Edとクライアント間のコミュニケーションは全て英語です。時給25,200円で個人レッスンを提供しており、かなり高いと思い最初はちょっと躊躇しましたが、後から振り返るとやるだけの価値はあったと思います。内容としてはターゲット学校を伝えた上で前半30分間は模擬面談をやり、後半30分間はその回答内容について詳細なフィードバックをしてくれます。そのフィードバックの内容がとにかく素晴らしいです。私はこのフィードバックを録音し、自宅で何度も聞きなおし、内容を整理し、自分の話す内容のレベルアップを図りました。Edのコメントが具体的且提案型なので実際の面接では彼が提案してくれたフレーズをそのまま暗記して言いました。また、Ed先生は大量の過去質問を持っており、それを惜しげもなく事前に手配してくれるので、その情報をもとに回答の準備をし、当日のEdとの面談に臨みました。
MBA受験は本当に大変で周囲の方には中々理解して貰えないかもしれませんが、これは経験をしたものだけが分かる苦労だと思います。最終的な結果はさておき、事前に勉強し、試験を受け、学校説明会に参加し、エッセイを書き、面接を受けることは並大抵のことでは有りません。相当な時間とエネルギーを使います。しかし、このプロセスは苦しいこと、大変なことばかりでは有りません。信頼出来るカウンセラーとの出会い、予備校で知り合う仲間、普段では会えない様なAlumniと会い、経験談を聞くことが出来ます。是非このMBA受験という機会を活用してより一層大きなビジネスマンになって頂きたいと思います。私はMBA受験を最後まで遂行された方々全員がWinnerだと思っております。凄まじいプレッシャーとの闘いですが、是非最後まで意志を貫いて下さい。諦めたら、そこで終わりです。最後までチャンスがある限り、その可能性を信じて頑張って下さい。
| 職歴 | 証券会社(投資銀行業務)7年 |
| 私費/社費 | 社費 |
| 海外滞在経験 | アメリカ10年(5~15歳) |
自分が海外でどのような位置付けにあるのか知りたい、というのがMBA留学を志望したメインの動機です。業務において担当させて頂いたお客様、そして社内でもMBA卒業生が多く、そのような方々がどのような経験をしてきたのか、実際自分が留学することでそれを学び、また海外のビジネスパーソンと比べて現在自分がどのぐらい通用し、またどこが敵わないのかを肌で感じたいと思いました。
受験準備にあたっては、事前の知識がほとんど無く、また会社派遣が決定したのは6月であっため、非常にバタバタとした受検準備となりましたが、業務における顧客側の事情による突発的な忙しさの発生が常に有り得たため、とにかく早めの対応を心掛けました。これからの受験準備にあたっては「不安」と戦いながら、様々な困難に直面される事かと思いますが、最後まで自信を持って受験準備を進めて頂ければと思います。
出願校は4校です。Whartonは受験準備において最初に取りかかった出願校です。本受験記においてはWhartonのみに絞って記載させて頂きます。
| 2009年 3月 | • 留学の社内選考の要件としてTOEFLを初受検(117点、提出スコア) |
| 4-5月 | • 留学の社内選考の結果待ち(業務に専念) |
| 6月 | • 留学の社内選考を通過 • カウンセラーの選定を開始 • 出願校のリサーチを開始 • GMAT受験勉強を開始 |
| 7月 | • GMAT勉強にほぼ専念 • カウンセラーとエッセイのネタ出しを開始 |
| 8月 | • GMAT初受験(740、AWA6.0、提出スコア) • GMAT終了をもってApplication, Essayに専念(Whartonより作成開始) |
| 9月 | • Application, Essay作成を継続(Whartonに専念) |
| 10月 | • Wharton 1st Round出願(10/5, 期日:10/9) • Wharton出願をもって他校受験の準備&Wharton Interviewの練習開始をするものの、業務多忙のため10月は受験準備をほとんどできず |
| 11月 | • WhartonのInterview実施 |
| 12月 | • Whartonより合格通知 |
Application paper, Essay, Recommendation Letterの準備にあたり、Whartonは第一希望群2校の1校だったので、「他校でのapplication作成で練習してブラッシュアップしてから取り組みたい」という思いが強く、最初の出願校とする事に当初は抵抗がありましたが、カウンセラーと相談しながら、以下のような理由によりこの出願戦略を取る事としました:
5~15歳と海外生活が長かったため、TOEFLについては特段対策しないまま3月に受験し、無事終了しました。MBA受験の本格的な開始が遅かっただけに、TOEFLに労力を割かなくて良かったのは非常に恵まれていました。
| TOEFL | 3月 |
| 受験日 | 3/8 |
| Reading | 30 |
| Listening | 29 |
| Speaking | 29 |
| Writing | 29 |
| Total Score | 117 |
業務が忙しく、またMBA予備校に通うのは私の場合は非効率的であると判断し、「とにかく実践あるのみ!」という事でひたすら過去問+模試で対策しました。GMATの過去問は定番の書籍を3冊を2巡解いていきました。帰国子女として日常会話で自然に学んだ英文法が間違っていたのでしょうが、GMATのVerbalの試験問題は非常にストレスの溜まる勉強となりましたが、最後は割りきって問題のタイプを一通り実践を通じて覚え、臨みました。
尚、便利だったのが模試でした。独学で進めていたため、自分自身の進捗状況を確認するため、そして結局最後まで何がポイントなのか分からなかったAWAの準備のために、役立ちました。模試としては、以下の2つを活用しております:
1) The Princeton Review: 「GMAT Express Online」
⇒2回分の模試が受けられ、AWA Writing(Issue及びArgument)の採点及びコメント・アドバイス付で、画面スクリーンも本番と似た形式です。試験問題も難易度が本番同様に試験中に回答結果に合わせて変化しているらしいです。$132のコストでしたが、実践的であり、お得かと感じました。(尚、本申込には模試2回分の他にも練習問題やオンライン講義が付いてきますが、活用するかは好みかと思います。)
2) GMAT PREP (GMATのホームページにある最も定番のサンプルテスト)
| GMAT | 8月 |
| 受験日 | 8/7 |
| Verbal | 40 |
| Quantitative | 50 |
| Total Score | 740 |
| AWA | 6.0 |
エッセイの準備ももちろんそうですが、MBA受験について不慣れであり、かつスタートが遅かったため、相性の良いカウンセラーを早期に探そうと思い、6月に定番とされるMBAカウンセリング2校及び知人複数名から推奨されていたカウンセラーAの個別面談を依頼し、最終的に最も柔軟な対応をして頂けそうで、会話しやすかったカウンセラーAにお願いする事にしました。
エッセイの準備においてはこのカウンセラーAのカウンセリングが非常に役立ち、毎回のセッションを通じて彼が如何に受験生の個性や面白いエピソードを引き出すのに非常に長けているかを感じました。また、彼は受験生の状況によってアプローチを使い分けているのかと思いますが、私の場合はTOEFL/GMATの試験勉強が早期に終了し、英語を苦にしていなかったため、カウンセラーとのセッションにおいてエッセイのネタで悩んだら「とりあえずそれぞれのネタでのドラフトを書いてみたらよい」というアドバイスがよくあり、その通りに実行しました。これが結構負担が重かったのですが、自分自身の中での様々の経験を書き出す事によって、(結局エッセイで使用しなかったにしても)自分自身をより深く理解し、またその後のインタビュー対策に役立てるという意味でもこのアプローチは大正解だったと思います。
尚、エッセイの作成についてですが、優秀なカウンセラーを選定しても、カウンセラーにネタ出しを期待するのは無理です。優秀なカウンセラーであれば有意義なフィードバックを多く得られるでしょうし、そのネタの膨らませ方のアドバイスを頂けるでしょうが、そのためにはまず自分自身が積極的にアウトプットをどんどん増やし、それをカウンセラーにぶつけ、そこから2人で練り上げていく事が重要だと思われます。
尚、エッセイの準備においてはカウンセラー以外にも、必ず全てのドラフトを、1)個人的に親しい前年にMBAを卒業した友人2名、2)その大学のAlumni又は現役生の2名、の最低でも合計4名にはドラフトを見てもらい、アドバイスを頂戴するようにしました。もちろんエッセイを複数名の方にレビューして頂くと対立するアドバイスも出てくる事はありますが、そこは最終的に自身で取捨選択して自分が納得するものを完成させることができました。ご協力頂いた方々には大変感謝しております。
インタビューの準備にあたっては基本的にカウンセラーと回答のポイントを確認し、カウンセラーAの友人カウンセラーである2名との最終確認用の実践セッションをお願いする形で進めました。また、定番の練習方法ではあるのでしょうが、鏡の前に座って日々練習しておりました。
私の場合、非常に恵まれていたのは非常にリラックスした雰囲気でWhartonのインタビューに臨めた点です。東京でのAdmissions Officerとのインタビューとなりましたが、interviewerが10月の学校説明会の際に来日した方であり、その際の私の事を覚えていてくれていた事、また私もこのinterviewerが非常に早口であるという事を事前に把握できていたのが役に立ちました。
MBA受験を今となって振り返ると、まさに貴重な経験ができたと感じております。自分自身について見つめ直し、自分の新たな側面や忘れかけていた過去の経験等も全て洗い出して考えられる良い機会となりました。
もちろん、MBA受験の真っ最中(特に1校目の合格通知が来るまでは)はそれどころでなかったです。GMATの点数をクリアできるか、出願校をもっと増やさないでよいか、安全校は本当に安全校になるのだろうか、キャンパス・ビジットでのインタビューではなくて本当に不利ではないのか、などと不安とプレッシャーと常に戦いながらの準備でした。しかし、このような厳しい受験ではありますが、厳しいからこそ最後には必ず良い経験だったと振り返る事ができる、と信じながら最後までぜひ頑張って下さい。そして、ぜひWhartonに来て下さい!
| 職歴 | メーカー3年、オンライン証券6年 |
| 私費/社費 | 社費 |
| 海外滞在経験 | アメリカ8ヶ月(大学生時) |
会社では刺激的でやりがいのある仕事を任され、充実した日々を過ごしていましたが、今後自分が会社のマネジメント、責任ある立場を任されることになると仮定すると(そうなればいいですが。。笑)今の自分の延長線上にある自分では、足りないのではないか、一度ビジネスを構成する要素をしっかりと勉強し、最新のマネジメントやマーケティングの知識を習得する必要があるのでは、と考えました。また、今後ますますグローバル化していくビジネスワールドで、英語を使ってのコミュニケーションがとれないというコンプレックスは克服する必要がある、さらに各国の一流とされる生徒たちのなかで、どこまで自分が通じるのか、またそういった状況に身を置いて、自分自身を磨いて成長したいと考え、MBA留学を希望しました。
| 2008年 4月 | • TOEFLがどんなものかもよくわからず受験、70点台をたたき出し、こりゃ大変だと、痛感し勉強を開始する。 |
| 5月 | • ひたすらTOEFLの勉強、スピーキングは元イフの看板講師ドナルド先生の塾に通いだす。 |
| 6月 | • TOEFL2回目受験。80点台後半。 |
| 7月 | • GMATで有名なA塾に通う。土日は、GMATづけ。 |
| 8月 | • 引き続きTOEFL, GMATの勉強。 • HBSに合格した親友から、REVEというカウンセリングの会社を紹介してもらい、田中さんに初めてお会いする。 |
| 9月 | • 土日はGMATの勉強、TOEFLの点数があがらず焦る。 • GMAT初受験。580点で爆死。 |
| 10月 | • SCで有名な吉井先生の塾に通う。 |
| 11月 | • 2回目受験。模試では700点台もでているので、最低でも600点後半を、、と思うが、前回と対してかわらず焦りだす。TOEFLは、ようやく100点台突破。 |
| 12月 | • セカンドラウンドに間に会うには、GMAT受験の最後のチャンス。手応えはあったが、前回よりダウンという信じられない結果に、呆然。さすがの楽観主義者の自分ももうだめだと観念する。 • エッセイのネタは、カウンセラーとの面談で、ある程度自信のある内容が固まる。 |
| 2009年 1月 | • 1月初めの出願ラッシュで、Wharton含め、数校に出願。興味があった中国のMBAにも出願する。 • 出願ラッシュが終わった後も、ひたすらGMATの勉強。 カウンセラーの田中さんからアフィティの野口先生を紹介してもらう。ようやくGMATに対して自信がでてくるが、4回目の受験も結果がでず。 |
| 2月 | • カウンセラーからキャンパスビジットおよびオンキャンパス面接を受けた方が有利な学校については、GMATの点数不足を補う為にも、訪れた方がいいというアドバイスをもらい、1週間で5校回るという弾丸ツアーを敢行。 • Whartonより奇跡的にインタビューのインビテーションが届く。 |
| 3月 | • もう間に合わないだろうとは思いながら、GMATにけりをつける為にも最後の受験。720点がでて、ようやくGMATとの戦いが終わる。急いで点数を各校に追加で送るとともに、面接官にメールで知らせる。 • 数校から合格通知をもらう。そして、いよいよWhartonの合格発表の日。電話を横において夜遅くまで待つが、いつまでたっても電話がかかってこない。あきらめて寝てしまったが朝ログインすると、合格の文字が。ようやく長く苦しいMBA受験生活が終了。 |
トップスクール合格には、105点以上必要(HBSは、109点)とのことだったので、105点を目標に 勉強を開始しました。ドメな私には、スピーキングは22点がいいところだと考え、リーディング、リスニング、ライティングを28点以上とることを目標にしました。
色々試しましたが、結果的によかったかなと思ったのは、英単語3800(旺文社)をしっかり覚え基礎単語力をつけること、ライテイングはある程度テンプレートを用意する。リスニングは、CNNなどのTOEFL本番より早いスピードの教材を通勤時、昼休みなどずっと聞いていると徐々に点数があがってきました。スピーキングは、テンプレートの作成および日々スピーキング練習を行う地道な努力(元イフの人気講師で今独立されたドナルド先生の授業はおすすめです)が功を奏したかと思います。SがよければLがだめ、また次は逆、、などなかなか各項目で高得点が揃わず、いらいらしましたが、GMATの勉強を続けているとRは安定して高得点がでるので、SとLに特に時間を割きました。
トップスクールに合格するには680点、できれば700点以上の点数をとることが望ましいようです。私の場合も、720点にスコアアップしたと連絡すると、各校からすぐレスがかえってきました。エッセイも勿論大事ですが、やはりTOEFL,GMATの点数も重要なんだと痛感しました。上記スケジュール内で記した通り、GMATには本当に苦労しましたが、その苦労の道のりを下記通った学校および気づいた点について、記しましたのでご参考にしていただければ幸いです。
まずGMATに取り組む前に、MBAにいかれている先輩方にGMAT対策について伺うとGMATの勉強は独学でも可能ではあるが、私の場合はGMATに取り組むのが人より遅く時間もなかったため、「時間をお金で買った方がいいのでは」というアドバイスをもらいました。
そこで、まずはアゴスで、GMAT入門コースを受講しました。アゴスの中山先生は、GMAT受験では超有名な先生で、つぼを押さえた解説は非常に明快でわかりやすいです。(そのあと、個人レッスンも1度して頂いたりメールでの質問にも即レスで答えてくださったりと非常に親身になってくださった素晴らしい先生でした。)
ここで、GMATとはなんぞや?という基本を押さえることができました。が、どうしても大人数のクラスでの受講になることと、コストがかかるということで、基本コースだけを受講しまし、その後、友人の勧めでSCで有名なYESという塾に通いました。YESの吉井先生は、評判通り、もやもやとしてよく分からないSCがなぜこの解答になるのか、ということを明確に解説してくださるのでSCをきちんと押さえるのには、非常に勉強になりました。
9月以降は、独学で六本木ヒルズのアカデミーヒルズにこもり、OGとGMAT PREP、GMAT KINGと日々格闘する日々でした。問題も一通り覚えてきてしまい、PREPでは、700点を連発するも本番では、なかなか結果がでない状態がつづきましたがそんなときに、カウンセラーの田中さんから紹介されたのがアフィニティの野口先生でした。1月以降、個人レッスンを数回していただき、私が本番に点がでない理由や、 勉強のスケジュール、本番の対策まで、本当にお忙しい中、親身になって相談にのってくださりました。先生は、心理学も研究されているので、自分がどういった心理状況で実際のテストに臨んでいるのか、なぜ本番で失敗するのかということを、科学的に分析してくださり自分としては、試験にあたって精神的に非常に整理されfocusできる状態で本番に臨むことができました。
上述した通り本当に色々な先生、友人達にお世話になってなんとか最後結果を出すことができましたが、本当に優秀な人は独学でもしっかり結果を出すことができています。僕は、GMATの勉強については、多額のお金を費やし回り道もたくさんしてしまいました。今振り返って、はじめからこうやって勉強しておけばよかったということを下記に記しておきます。少しでも参考になれば幸いです。
• OGを解く際に、なぜこの選択肢を選んだか、なぜ他の4つの選択肢を選ばなかったかという理由を人に説明できるぐらいまで、理由を突き詰める。というのもGMATは、ただ一つの正解を選ぶというテストではなく、どちらも正しいと言える回答からよりbetterな方を選ぶという、日本人には馴染みのないスタイルである為、理由をきちんと把握していないと、問題をひねられた際、太刀打ちできない。中国問題など、答えを信じられないものを中途半端にやるぐらいであれば、OGをしっかり理解してやりこむ方がよい結果がでるのでは、と思います。
• SCは、YESに通って基本ルールを理解する。SCでは最低限抑える必要があるルール、法則があるので、まずその法則を覚えるのが近道です。ただ、傾向としてSCは以前より(出回っている過去問より)長文になっているので、正解を導くためには単語&読解力という基本的な英語力が必要になっています。
• 一通りGMATをやったところで、壁を感じたらアフィニティの野口先生のところに通って、分析してもらい、改善点を見出す。
• マスは、マスアカというテキストを一通りやれば大丈夫 。
最後にGMATに関して、ひとつ言えることとしては周りの友人を見てみても、一緒に勉強をしていて、本当に時間をかけて頑張っていた人たちは最終的に高得点をたたき出している人が多い、といえると思います。
小手先のテクニックでは到底太刀打ちできないテストの為、英語力の裏付けが何より必要だなあと感じました。逆に英語力に自信がある人は、GMATの傾向さえつかめば、1,2回目でいい結果がだすことが可能だと思います。
AWAは、テンプレートを覚えTOEFLのライティングと同じように書くと問題ないかと思います。
エッセイで重要なことは、自分自身の今までの人生、キャリアを振り返り、また今後の目標、夢を具体的に設定すること、そして、その目標を実現する為にベストな方法がMBAで勉強することだと、読み手に納得してもらえるようなストーリーの一貫性があること、具体性があること、そして、他の志願者との差別化のポイントを明確に持つことだと思います。また、各校それぞれ特徴がありますので、在校生に聞くなどして、具体的な内容をエッセイに入れ込んでいくことが必要だと思います。
私は上述した通り、REVEの田中さん、セリシアさんにお世話になり、自分自身納得できるエッセイができたとおもいます。1月上旬は、各校の締め切りが集中する為に大忙しですが、信頼できるカウンセラーの方と出会えたことにより、精神的に非常に安定しており、エッセイ作成は、MBAの受験の中では一番楽しい時間でした。
よく聞かれる質問については、自分である程度答えを用意しておき、空いている時間などにひたすら練習しました。仕事も忙しく、GMATの勉強もあった為インタビュー練習に十分な時間がとれませんでしたが、「これだけは伝えよう」と4,5点自分自身のアピールポイント、想いを整理しておき、そこだけは絶対伝えてかえろうと心に決めて望みました。
私の場合は、純ドメ、仕事がいそがしい、かつ受験勉強を始めるのが遅かったこともあり、試験の点数がなかなかあがらず、TOEFL,GMAT,エッセイ、そして仕事の文字通り4重苦でした。テストの点数が早めにでれば、学校調べやエッセイの作成に時間もかけることができますし、精神的余裕もできるので、一日でも早くテストのスコアを出すことに尽力されるといいのでは、と思います。私自身の反省を踏まえ。。
また留学後の話ですが、ネイティブと議論する為にはTOEFL,GMATで高得点を取る以上の英語力が必要だと痛感しています。留学後を見据えても、今の英語の勉強は無駄になることは決してありません。
仕事で忙しい中でのMBA受験は、本当に大変ですし、挫けそうになることも多いかと思います。ただ実際にMBAにきてみて、月並みなコメントですが、その苦労をしてでも本当に来てよかった、人生でかけがえのない2年間になっていると、心から実感しています。私自身もGMATには非常に苦労しましたし、体験記自体皆様に見ていただくのも恥ずかしい内容ですが、こんなこともあるんだと、少しでも勇気を持っていただければ、お役にたてればと思い、執筆しました。
Whartonは、全米最古のビジネススクール、トップオブトップスクールと言われるだけあり、情熱あふれる教授陣、優秀でエネルギッシュかつ、matureで人格的にも優れているクラスメートたち、そしてフィラデルフィアという街、と魅力的な要素が一杯です。地盤沈下が叫ばれている日本ですが、国際的な人材が一人でも多く輩出されることが今後の日本にとって重要であると思いますし、MBAは自分自身を磨く格好の修行の場所だと思います。是非最後まであきらめずチャレンジしてください。Whartonでお待ちしています!
| 職歴 | 金融5年 |
| 私費/社費 | 私費 |
| 海外滞在経験 | なし |
海外滞在経験がない日本人にとっては、TOEFL ibtの導入によりMBA受験の準備負荷が以前よりも高くなったと思います。私もその一人で、準備開始から合格まで非常に辛い1年間を過ごしましたが、家族や会社の同僚、塾等で知り合った受験生仲間にサポートを受け、何とかWhartonに合格することができました。
2008年2月の終わりに会社の上司にMBA受験の準備を始めることを伝え、サポートをしてもらえる体制作りをまずは行いました。その後TOEFLを5月から受験、GMATは8月から受験し、2009年1月にWhartonを2nd roundで出願し、同2月にインタビュー、同3月に合格しました。
Score: Total 102, Reading 28, Listening 26, Speaking 20, Writing 28
仕事で英語を使うことはありましたが、英語圏の国に在住経験はなかったため、TOEFLのスコアメイキングには苦労しました。AGOSで4セクション全てのコースを履修した後は、基本的には本を使った独学を主とし、Speakingのみベルリッツに通い練習を行いました。AGOSのListening専門の授業 (確かListening Intensiveと言った名前だったと思います)はTOEFL ibtの形式に近い形での演習でかつ問題数も多くこなすため、Listening Sectionのスコア向上に役立ちました。
Score: Total 670, Verbal 30, Math 50, AWA 5.0
Mathはマスアカを、VerbalはAGOSとYes(吉井先生)を活用し、その他にGMAT prepで実際のコンピュータ環境における試験練習を行い、勉強を進めました。600点台前半で2回ほど伸び悩みましたが、反復的に問題演習を進めてからスコアが伸び、そこで終了しました。
エッセイカウンセラーはインターフェイスのデバリエ先生を選び、2008年8月終わりからエッセイを書き始めました。デバリエ先生に加えて、社内にMBA卒の先輩が多かったため、彼らからもinputを多くもらい、アイデアを練ったり、表現を工夫したりする際に参考にしました。
インタビューは2009年2月に日本人のアラムナイの方と東京のあるホテルで行いました。英語のみのインタビューではなく、日本語でも志望動機やキャリアビジョン等について鋭い質問を受け、終了後は合格した自信がなかったのを今でも覚えています。
Recommendation Letterを誰に書いてもらうかについても、戦略的に考えた方が良いと思います。会社の上司、同僚(転職経験がある場合は前職の上司、同僚)を中心に、エッセイやアプリケーションフォームで伝え切れていない自分の良さを伝えることが出来る人を選択するのが良いと思います。
MBA受験は非常に苦痛を伴うものですが、受験過程での自身の成長やその後のMBA生活で得られる学びに多いに期待し、是非がんばって下さい。
| 職歴 | 外資系投資銀行8年 |
| 私費/社費 | 私費 |
| 海外滞在経験 | 北米通算11年(幼少4.5年、中・高5年、社会人1.5年) |
MBA受験は正解がない、多くの不確実性を伴うプロセスです。なぜ○○さんがインタビューに呼ばれて△△さんが呼ばれないのか?年齢的にチャンスはあるのか?R2よりもR1の方が入りやすいのでは?面接官が違う人だったら、、、と言った色々な疑問や雑念が入ってきます。その様な中で自分が満足いく結果を出すには噂に惑わされず、自分が後悔しない準備をすることが重要だと思います。全てのプロセスが終わってから、試験でもう少し良いスコアが取れていたら合格したのではないか?R1で焦らずにR2で出願をしてもっと準備に時間をかければ良かったのでは?と後悔の念が残ってしまうのは避けるべきだと思います。
自分の反省も兼ねて、受験戦略を決める上で大事なことは以下の通りと考えます。
1. R1の出願が相対的に有利ということは原則ないので納得が行くまで準備をするべき
2. テストのスコアはしっかりととっておく(やはりGMATは700以上押さえるべき)
3. OB/OG訪問、キャンパスビジット等を通じて学校の理解を深める
4. 年齢制限等の噂は気にしない(出さないと合格の可能性は0%です)
5. 準備はとにかく早くから
| 2008年 5月 | • 30歳の誕生日にMBA受験を決意 • TOEFL受験 出願スコア獲得 |
| 6月 | • GMAT予備校開始 |
| 7月 | • GMAT受験 出願スコア獲得 • エッセイカウンセリング開始 |
| 9月 | • グループインタビュー・トレーニング |
| 10月 | • Wharton、A校、B校、C校出願 |
| 11月 | • Whartonインタビュー(アドミッション) • A校インタビュー(アルムナイ) |
| 12月 | • Wharton合格 |
| 2009年 1月 | • A校ウェイトリスト、B校不合格 • C校インタビュー(アドミッション) • D校出願 |
| 2月 | • C校合格 |
| 3月 | • D校インタビュー(アルムナイ) |
| 4月 | • D校不合格 |
海外在住経験が長かったのであまり準備もせず一発勝負で望みました。Speakingは初めての経験で失敗をしてしまったのですが、某校出願最低ラインのスコアはクリアしたので、これ以上頑張っても差別化は出来ないと判断し打ち切りました。
帰国子女受験で大学に入学しているため数学は元々苦手で、MATHが出来ずに苦しみました。勉強にはマスアカの教材を使いました。VERBALについては比較的楽しく勉強をすることができましたが、高得点を獲得するには至りませんでした。VERBALで良い点数を取るのに必要なのは「単語力」に尽きると思います。単語を理解して文章の内容を理解することがRCとCR攻略の早道だと思います。SCは若干のテクニックも必要だと思いますが、それは予備校に通うこと(又は本を読むこと)で一通り勉強することが可能です。日頃から単語力を付けてテクニックは短期集中で詰め込むのが一番効率的な勉強方法だと個人的に思います。AWAのような文章を書くことは好きだったこともあり、TOEFLのWRITINGと同様にあまり負荷なくこなすことが出来ました。個人的にはAWAの点数がどの程度、学校に見られているかは疑問です。 勉強方法におけるもう一つのポイントはPCで問題を解く(文章を読む)のに慣れておくことだと思います。私は書面での練習を中心にしていましたので、テスト当日は想定以上に読むスピードが遅くなり、VERBALの最後は時間切れになってしまいました。
総合点は後から後悔しないためにも700点オーバーを目指したかったのですが、7月時点で既に金融環境は著しく悪化し始めており、1stラウンド出願に拘りたかったので(この判断はあまり良くなかったと思っています)690点でGMATは打ち切りました。
エッセイはものを書いたり、妄想にふけったりするのが好きな自分にとってはとても楽しいプロセスでした。そして何より気の合うカウンセラーのおかげでビジネススクール受験のエッセイの仕上げ以上の収穫があったと感じています。私が感じたカウンセラーの価値はエッセイの添削そのものよりも1) エッセイのネタ出しにおけるディスカッション・パートナー、2) 受験プロセスのペースメーカー、3) 欧米の基準での自己アピール方法についてのアドバイザーといった役割にあると感じました。
私がエッセイを書く上で特に注意した点は「本音を書く」ことでした。将来のキャリアに関する目標や自分にとって何が大事なのかと言ったエッセイについては学校が聞きたがりそうなことを書くことも可能でしたが、それをすると言葉に力がなくなり、インタビューの際にも自信を持って話が出来なくなってしまう、という弊害があると思います。そして何より仮に不合格になった場合に後悔をするであろうと思ったので、自分の本音をぶつけて受け入れられなければ縁がなかったと割り切れるよう本音でぶつかりました。本音を見つけるまで自分探しのフェーズ及び本音が見つかった後のプレゼンテーション方法ではカウンセラーのカウンセリングが大変役にたったと感謝しております。
もう1点とても重要なのは学校に対して深い理解を示すことです。結果的には私が合格した学校は親しい現役生がいて、詳細に学校のカルチャーや特徴について理解をすることが出来た先でした。各ビジネススクールの在校生の方は皆、自分が通っている学校の熱烈なファンになる傾向があります。そして自分の通っている学校の魅力を一人でも多くの受験生に理解して頂きたいという欲求を持っています。そのため、知人を通じてでも、ブログを通じてでも良いので現役生から生の声を聞く努力をすることが重要だと思います。在校生はどの学校の方でも例外無く協力的だと思います。
インタビューについては某予備校のグループトレーニングを1回と各校にインタビューに呼ばれるごとに個別トレーニングを2~3回行いました。
グループトレーニングは前年受験をした友人からとても為になると推薦をされていたので迷い無く登録しましたが、その効果は期待以上でした。まさに「人の振り見て我が振り直せ」ということを実践する場で、仲間がインタビューをしている様子を見ながら自分が真似できることは吸収し、自分が直すべきところは修正するプロセスでした。加えて、ここで知り合った仲間は皆それぞれ個性がある優秀な方ばかりだったので良い刺激になりました(ちなみに全員トップ校に合格されています)。その後、厳しい受験プロセス中もインタビューのアドバイスをもらったり、飲みに行ってストレスを発散したり、と精神的な支えになりましたし、これからの留学生活及び留学後も貴重な仲間として親しくしていくことになると確信しています。
個別インタビューは学校を想定したトレーニングでした。模擬インタビューだけでなく面接官の特徴やちょっとした小話等も教えて頂きました。私の通った予備校は複数の優秀な実績のあるカウンセラーを抱えているので色々なタイプの方と個別インタビューを行うのがお勧めです。また、英語を上手に話せることと上手にインタビューを行えることは全くの別物ですので帰国子女で英語に自信がある方もインタビューの練習はしっかりと行うことをお勧めします。
忘れられがちですが、その他のプロセスもそれなりに時間がかかりますので、エッセイを出願の締切日ギリギリに仕上げれば良いという考え方は大変危険です。データシートの中にはミニエッセイと呼べるような課外活動や仕事に関するコメントを求められる場合もありますし、学校によってはカバーレターが必要なケースもあります。その他の書類についても書式やページ数等についていろいろな制約が学校ごとに異なってあるので注意深く学校からの指示を読み対応する必要があります。
また推薦状は自分の力が及ばないのでとにかく可能な限り前倒しに準備をするべきです。私の場合は推薦者が締切日に提出が間に合わなかったこともありました(結果的には次ラウンド持ち越しにはなりませんでしたが精神衛生上は最悪でした)。
個人的にMBA受験の合格は「準備+運」で決まると思います。準備だけでは合格出来ないこともありますが、十分な準備なくしての合格はあり得ません。
最後になりましたが、私も受験中は現役生のブログや合格体験記を読んでMBA受験の発奮材料にしていましたので、この駄文が受験生の皆様のお役にたてば幸いです。それでは、今後の皆様の受験生活を応援しております。そして是非Whartonを受験校の1つに検討して頂ければと思います。
| 職歴 | 通信9年 |
| 私費/社費 | 社費 |
| 海外滞在経験 | 旅行程度 |
エンジニアとして開発業務にやりがいや適性も感じていましたが、今後より大きな視点でビジネスを捉えようとしたときに自らに不足しているものを最も効率よく補うための手段としてMBA留学を志すようになりました。また、純粋に海外経験を積んで視野を広げたいという思いは以前から強く持っていました。海外に住んだことがなくエンジニアとしてのキャリアしかなかったため、受験プロセスも入学後のこともいろいろと心配していましたが、この体験記が少しでも似た境遇の方の励み・参考になれば幸いです。
| 2008年 2月 | • 留学の社内選考を通過 • TOEFL1回目(89) |
| 3月 | • アゴスにてTOEFLのR/LとWを受講 |
| 4月 | • アゴスにてTOEFLのWとSを受講 |
| 5月 | • アゴスにてTOEFLのWとSを受講 • TOEFL3回目(102、S18)、4回目(100、S20) |
| 6月 | • アゴスにてTOEFLのSとGMATのVを受講 |
| 7月 | • アゴスにてGMATのVとAWAを受講 • エッセイカウンセラー探し |
| 8月 | • アゴスにてGMATのVを受講
• FECにてエッセイカウンセリング開始 |
| 9月 | • GMAT1回目(770、AWA4.5) <提出スコア> • 1stラウンドの出願に向けてエッセイ作成開始 • TOEFL10回目(105、S22) <提出スコア> |
| 10月 | • A校出願 |
| 11月 | • インタビュー対策開始 • TOEFL12回目、13回目(TOEFL受験終了) • A校インタビュー |
| 12月 | • B,C,D校出願、B校インタビュー • A校合格 |
| 2009年 1月 | • Wharton、E,F校出願 • B校途中辞退 |
| 2月 | • D校、Whartonインタビュー |
| 3~5月 | • C,E,F校インタビュー • Wharton合格、C,D,E校不合格、F校WL • WhartonとF校のキャンパスビジット • 進学先決定 |
アゴスにて、R/Lは短期間のコース、W,Sは基礎から含めた長期間のコースを受講しました。4セクションで「たまたま」高得点を揃えるのは至難の業なので、5月以降にRで安定的に28-30点を取ることができたのは非常に助かりました。それでもL, S, Wで高得点が揃うまで時間がかかり、結局TOEFLを13回受験しました。予備校以外で役立ったと感じた教材は以下のとおりです。
• Official Guide
• TOEFLテスト英単語3800(旺文社)・・・ランク3までは完全に覚えて、ランク4は眺める程度でした。
• Delta’s Key to the Next Generation Toefl Test: Advanced Skill Practice Book, Advanced Skill Practice Audio CDs (Delta) ・・・SとWは本番試験の傾向とズレているように感じましたが、RとLは傾向・難易度とも本番の試験に近く、Official Guide以外の模擬試験として役立ちました。
• TOEFL TESTリスニング完全攻略(語研)・・・CBT用の教材ではありますが、リスニング、シャドーイング用の素材としてCDを使っていました。本自体はほとんど読みませんでした。
• Penguin Readersシリーズ(Longman)・・・英語学習者向けの小説です。英語を読むことの抵抗を減らすために数冊読みました。
参考として学習開始時点でのTOEICのスコアは935点、TOEFLの提出スコアは105点(R29, L29, S22, W25)でした。
アゴスにてVerbal対策を2ヶ月、AWAを1ヶ月、Verbalの練習問題コースを1ヶ月受講しました。SC, CRの問題についてはアゴスで解いた問題を復習し、解答を熟読、大学ノートに1問ずつ解法・ポイントなどを書いて整理しました。時間はかかりましたが、先生が言わんとすることが身についたと思います。利用した教材等は以下のとおりです。
• アゴスVerbalのテキスト(緑)・問題集(白)・練習問題コースの教材
• Official Guide Verbal Review(紫)
• Official Guide 11th(橙)・・・Mathのみ
• マスアカ
• 単語・・・過去問等で自分の知らない単語を200個ぐらいノートに書いて、ボンヤリ覚えました
• GMAT Prep・・・一通りの内容を学習した時点で一度解きました。その後はGMAT本試験直前に夏休みをとり、模擬試験として解きました。
過去問を解くときには、SCとCRは1問単位でストップウォッチで時間計測、RCは本文を読む時間と問題を解く時間に分けて計測しました。例えばSCについては知らないものは知らないし、3分考えても知らないものは間違えるものなので、本試験で無駄に時間を使わないにするために、時間感覚を養うことは大変効果的だったと思います。
また全般的な作戦として、最初の方の問題は慎重に解く、というのは結構重要だと思います。最後まで解ききれなくても700点程度の点数が出たという噂を信じ、私も最後の方に時間の皺寄せがくるのを覚悟の上で、最初の方はじっくりと解きました。
提出スコアは770点(M51,V42)、AWA4.5点でした。
MBA受験生のエッセイとして、自分の思い描くストーリーがどれほど説得力があるのか甚だ疑問、かつ、過去のキャリアのどこがアピール可能なのかが良く分からないという状況だったので、まずは効率優先で土台を固めるべきと判断し、日本人カウンセラーのいるFuture Education Center(FEC)にてカウンセリングを受けることとしました。
FECではまず最初に学生時代からの振り返りを行うことにより、価値観や人となりをカウンセラーと共有しました。その後は、キャリアゴール、Why MBA、Strength & Weaknessなどの代表的なお題について日本人カウンセラーとすり合わせをした上で、具体的なスクール単位にカスタマイズしたエッセイをネイティブカウンセラーに見て頂くという段取りでした。カウンセラーが怖い/怒られるのではないかといった心配が全くなく、また自分自身のことをきちんと理解して頂いているという安心感もあったので、細部まで妥協せずに相談することができ、身の丈にあった自分らしいエッセイを作りあげることができたと思います。
最初の一校は、限られた語数の中で何を説明し何を省略すべきかという感覚が掴めずかなり時間がかかりましたが、5校目のエッセイに取り組む頃には新たに相談したいことはほとんどなくなっていました。終盤で出願した数校は、単に読み手に伝わるかのチェックを行えば十分だったので、より安価なEssayEdgeも併用しました。
内容面でいうと、キャリアゴールに到達するために今MBAが必要だということや、そのスクールに対する熱意が本物であることを示す必要があるのは当然ですが、受験生本人の個性・信念・価値観を裏付けるような過去のエピソードも大きな差別化要因となります。自分の未来のことを思い描く、過去のことを思い出すという作業はいつからでも着手できることなので、なるべく早い時期から時間を見つけてメモ等を蓄積させていくと良いと思います。
カウンセラー選びという点では、実績や料金のほかにも、カウンセラーの性格、メール・Skype・Face to Faceなどのスタイル、場所(集中できる環境か)、内容面への踏み込み度合い(校正程度に留まらないか)、相性などさまざまな判断ポイントがあります。できれば数人のカウンセラーの方とお話させて頂いてから決めたいし、時期が遅くなると選択の幅も狭まりますので、TOEFL/GMATが全て完了するのを待たずとも、時期を決めてカウンセラー探しを始めるようにすると良いと思います。
またカウンセリングを受けるにあたっての心構えですが、当然のことながら自分自身のエッセイなので、最終的には自分が信じたように書くべきです。カウンセリングの過程でいろいろとアドバイスを頂きますが、最終的に執筆するのは受験生本人だという前提でのアドバイスなので、過度に頼りすぎないように気をつけました。
Accepted.comというウェブサイトに出ている過去の質問について、答えのポイント(文章ではなく)を2,3個暗記し、それをなるべく自然な流れで(暗記風ではなく)言えるように練習しました。練習はFECのネイティブカウンセラーのほか、普通の英会話スクール、また電話インタビュー対策としてMANABI.stも活用しました。
インタビューの形式としては、「電話インタビューは避けるべし」というアドバイスを頂くこともありましたが、私の場合は深夜の電話インタビューは静かな環境で集中することができ、特に嫌なものではありませんでした。むしろ、周囲の会話が耳に入ってしまう一般の喫茶店で行うインタビューでは気が散ってしまい、不本意な出来になってしまうことがありました。
後から振り返っての反省ですが、Deliveryがただたどしかったのはある程度仕方がないとして、熱意とフィーリングという点にもっと留意すべきでした。熱意については、明示的に質問されなくても「だからあなたの学校に行きたい」 ということをインタビュー中のどこかでズバリ伝えるべきでしたが、それができていないことがありました。またフィーリングという点では、自分が受けたインタビューはいずれも「楽しく会話をしましょう」という雰囲気(圧迫面接の逆)だったので、インタビュー中の会話や最後のAny Question?の時間などを活用して、インタビュアーとの距離をもっと縮め、「自分のコミュニティの仲間として迎え入れたい」と思って頂けるようにすると良かったと思います。
受験校を決めるにあたってですが、月並みですが、なるべく多くの方からお話を伺い、ホームページ等からの情報収集も広く行うようにしました。私は受験を開始した当初Whartonは志望校に入っていませんでしたが、情報収集を進めるうちに、大規模校ならではの授業・課外活動の選択肢の多さや学生・教授のレベルの高さ等を知るようになりました。最終的にはどのスクールと縁があるか分からないので、なるべく食わず嫌いを避け、本気で行きたいと思えるスクールを少しでも多く持てるようになると良いと思います。
私は6月以降TOEFLで100点越えができなくなり、お盆時期にSpeaking15点をとってしまったときなどは、焦りを感じるとともに、受験勉強に嫌気がさしていました。しかしその後9月にGMATを一回でクリアしてからは、(2ndラウンドでたくさん落ちましたが)非常に順調に受験のプロセスを進めることができました。この体験記を読まれている方の中にも、なかなか成果が表れず焦りを感じている方もいらっしゃることと思いますが、どのタイミングで状況が好転するか分かりません。受験の先には充実した学生生活が待っていることと思いますので、決して諦めることなく、何とか粘り強く受験を乗り越えて下さい。