受験体験記 WG22 (金融)

  1. 投稿者(ペンネームorイニシャル):SM
  2. 性別:男性
  3. 出願時年齢:32歳
  4. 海外経験と期間:幼少期(1~5歳)にイギリスに在住
  5. 費用:社費
  6. 奨学金:無
  7. 最終学歴:文系私立大学卒業
  8. GPA: 3.1/4.0
  9. 塾(試験対策): YES, Affinity, Andy等
  10. カウンセラー: Bryan & Kaori-san, Edo
  • 最終スコア(TOEFLGMAT)、出願先及び結果

・TOEFL:108(R30/L30/S22/W26)

・GRE:323(V153/Q170、GMAT換算:700)

 (※出願時点ではGMAT650、その後3回スコアをアップデート)

・合格: Wharton, UCLA, IESE, Emory, UNC, Olin

・不合格: MIT, Kellogg, Ross

  • Introduction(バックグラウンドや職務経験)

2010年に証券会社に入社。リテール営業にて新規顧客開拓業務に2年間従事。その後、投資銀行部門に異動し、カバレッジバンカーとして資金調達及びM&A等の業務に従事。

妻と幼い子供あり。学生時代から英語が大の苦手。

  • Why MBA?

・経営全般についての体系的な知識を手に入れたかったから(コーポレートファイナンス以外の知識が無く、経営戦略等の議論が全くできないことに力不足感を感じている) 

・海外生活体験、英語力向上

・自分の人生で本当にやりたいことを探したかったから

  • Why Wharton?

・レピュテーション・ランキング

・ファイナンスだけでなく全ての授業が世界トップクラス

・規模が大きく色々なことにチャレンジできる環境

・協調的なカルチャー

・強固なアラムナイネットワーク

  • 全体スケジュール

 自身の現状を理解し、自分に合った受験プロセスを経ることは非常に大切だと思います。どのような受験プロセスを経るかは個々人によってバラバラです。人それぞれ、性格・英語力・受験準備に費やせる時間は異なります。受験仲間・在校生・卒業生から積極的に話を聞いて、王道を理解しつつ、自身にあった受験プロセスを確立することが重要かと存じます。

 私の場合は、元々の英語力が非常に低かったこと、子供が生まれたばかりだったことが、受験プロセスに大きく影響しました。そのため、受験プロセスの大半の時間をスコアメイクに費やすことになることを想定し、積極的に手を動かしてくれるカウンセラーを選びました。また、インタビュー対策は、スコアメイクと並行して行ったこともあり、かなり限られた時間で突貫工事気味でこなしました。かなり厳しい道のりでしたが、ある程度は自分に合った受験プロセスだったかなと思います。

  • 2019年2月~6月
    • GMATの総合的な対策として、Agosに通学
    • 一応勉強を継続していたTOEFLのスコアは全く伸びず(4月:89点、5月87点)
    • カウンセラーのBryan & Kaori-sanと契約
  • 2019年7月~8月
    • GMATの本試験を受けるが、スコアは全く出ず(7月:640点、8月650点)
    • GMATのSC対策として、YESに通学
    • TOEFLは一旦後回しに
    • エッセイの骨子を、スコアメイクの空き時間でKaoriさんと固める
    • TOEFL、GMATのどちらともスコアメイクできてない状況に不安を感じる
  • 2019年9月~10月
    • GMATのSC対策として、YESへの通学を継続
    • GMATのRC対策として、Affinityに通学
    • GMAT本試験を満を持して受けるが、スコアが低下(10月:630点)
    • TOEFLのReadingとListening対策を、Andyの教材で少しずつ勉強
    • TOEFLは、目標スコアには遠いが、スコアは上昇(9月:100点、10月:91点)
    • エッセイは一旦後回しに
    • トップスクールに合格する道が全く見えず、本当に絶望的な状況に
  • 2019年11月
    • GMATのSC対策として、YESへの通学を継続
    • TOEFLのListening対策を、Andyの教材で勉強継続
    • TOEFLのSpeaking対策として、E4TGに通学
    • TOEFLの本試験を受け、幸運で良いスコアを獲得(11月:97点、108点)
    • エッセイは、カウンセラーより進捗が悪いと指摘されるが、後回しに
    • TOEFLのスコアに少し安堵するも、全体的には先が見えない状況は継続
  • 2019年12月
    • GMATのMath対策として、マスアカの個別レッスンを受講
    • GMATの本試験を、全てを賭けて受け、結果は過去最低スコア(12月:610点)
    • GRE対策として、年末にAffinityに通学
    • 合格可能性を鑑みて、トップスクール以外も幅広く受験することを決断
    • エッセイ、その他出願書類を、何とか仕上げる
    • 厳しい状況はずっと継続するも、諦める気持ちは全くなく、気合で頑張る
  • 2020年1月
    • GMATの本試験のラストチャンスを受けるも、結果は出ず(1月:670点)
    • GREの本試験を受けたところ、あっさりスコア更新(1月:GMAT換算680点)
    • テスト勉強と面接準備を並行して、気合で頑張る
  • 2020年2月
    • GREの本試験で、何とかある程度のスコアを獲得(2月:GMAT換算700点)
    • 面接対策として、Nishのところに通う
    • 面接を各校と実施
    • Waitlistに備えたGRE勉強と面接を並行して、気合で頑張る
  • 2020年3月
    • 初めて合格の連絡を頂く(受験プロセスの中で最も嬉しかった瞬間)
    • 各校の結果が出揃い、スペインの学校とWhartonで真剣に悩んだ末、Whartonに進学することを決断
  • TOEFL

 Reading、Listeningで25点以上を取れるようにすることが先決。一番大事なListeningは、時間がかかるので早くからスタートすべき。Speaking、Writingは最後に短期決戦で仕上げる。95点取れたら、幸運を祈って、どんどんテストを受けるべき。私は、105点を超えたのは108点を獲得した時のたった1回しかなく、次に良かった点は101点だった。108点を獲得した1ヵ月前のスコアは91点であり、17点もブレていた。

 ・Reading:Andyの教材がおススメ。洋書の多読もやった方が良い(分からない単語が殆ど無い自身のレベルに合った本を選ぶことが重要)。

 ・Listening:Andyの教材がおススメ。毎日30分で良いから、能動的に本気で英語を聞く機会を設ける(受動的に聞き流しても効果は少ない)。

 ・Speaking:問題のパターンは決まっているので、とにかく口を慣らすのが大事。1人で練習するのが難しい場合、E4TGに通うこともおススメ。

 ・Writing:Independent問題は、普通に解いても良いが、ネイティブが作ったパラグラフを10個丸暗記して、質問に応じて、それを組み合わせて解くというやり方もあるらしい。

  • GMAT / GRE

 最初にGMATにするか、GREにするか、検討すべき。個人的には、GREが断然有利と考える。理由は、高いスコアが取りやすく、勉強した努力がGMATよりもスコアに反映されやすいから。自分は、GMATのスコアメイクに大半の時間を注いでしまったことが、受験プロセス全体の最大の反省点。

 GMATは、Mathを仕上げるのが先決。得手不得手はあるが、Mathで常に51か50を取れる状態にして、Verbalで良いスコアが出るのを待つのがおススメ。回数制限があるので、初見のPREPで700点取れてから、本試験に挑むのが良い。

 ・SC:YESにて、文法コースとSCコース(32回)を取ることをおススメ。

 ・CR:過去問をたくさん解き、問題作成者の出題パターンを理解することが重要。

 ・RC:Affinityに1ヵ月通うことをおススメ。

 ・Math:難問集をたくさん解き、正しく早く解けるやり方を蓄積していくことが大事。

 GREは、Mathで、高い確率で170(悪くても169)を取れる状態にしておきたい。Verbalは、まずはRCでとにかく点を稼ぐべき。単語問題は、自分は時間不足で勉強できなかったが、暗記すれば得点につながるため、時間があれば取り組むべき。

  • カウンセラー / インタビュー

 Elite EssaysのBryan & Kaori-san:メインカウンセラーに選んだ理由は、スコアメイクに時間を割けるようにするため。Bryanだけでなく、Kaoriさんとも契約することで、日本語でのコミュニケーションが可能。日本語でのMTGを通して、細かいニュアンスも含めて、エッセイの相談・アドバイスが受けられるのはかなり効率的。2人とも不必要な気遣いをせず、ズバズバ厳しい本音を言ってくれるのが助かる。エッセイの質という観点では、Elite Essaysの実力は非常に高い。

 江戸義塾のEdo:Edoが持っている情報の量と質はトップクラス。学校毎の過去の質問を教えてもらえるので、面接の時はかなり重宝した。また、グループディスカッションを選考に取り入れている学校等の個別セミナーも開催するので、該当する学校がある場合は参加するのがおススメ。

  1. メッセージ

 大した話ではなく、当たり前かもしれませんが、受験プロセスで最も大事なものは「気持ち」だと思います。長い受験プロセスの中で思い通りにいかないと、最初はやる気満々でも、どうしても途中で気持ちが折れそうになります。しかし、諦めないで頑張れば、良い結果が出る可能性は高まります。気持ちを強く持ち、最後まで頑張り切れるかがとても大切だと思います。

 また、結果的に、希望する学校に行けなかったとしても、頑張り切ることにより悔いは無くなります。色々な学校の人に話を聞きましたが、どの学校にいっても自分次第で素晴らしい経験ができるのは間違いなさそうです。

 私の受験経験は、特に、英語が苦手な人、子供がいる人に参考になると思います。また、スコアメイク等、かなりしんどい受験プロセスを経ましたので、受験で辛い思いをしている人の気持ちも分かると思います。何かありましたら、お気軽にご連絡下さい。私も色々な人に助けて頂きました。

 受験期間は殆どの人が大変な思いをすると思いますが、体に気を付けて是非頑張って下さい。良い結果が出ることをお祈りしております。