住居概要・仮住まい

ここでは、現在日本人ウォートン生が居住している代表的な物件や不動産会社を紹介しています。UPennのサマースクールに参加される方は、この時期を利用して実際に物件を見ながらゆっくりと満足のゆくものを探されるのも一つの手です。大抵のマンションには門番がいますので、街中を散歩しながら物件を探し、気に入った物件を見つけたら門番に管理会社を訊ねると良いでしょう。ここ数年は、4月のWharton Welcome Weekendで物件の目星をつけ、日本にいる最中に物件を押さえる人が多いようです。

地域

住宅選びでまず決めなければならないのは、オンキャンパスに住むか、オフキャンパスに住むかということでしょう。オフキャンパスの場合、さらにセンターシティか郊外かの選択をすることになります。「どこに住むか」は、個人のライフスタイルや家族構成(独身か既婚か、子供がいるか等)によって異なります。ご参考までに、以下にそれぞれのエリアの特徴をご説明します。

1: オンキャンパス

オンキャンパスに住む利点は、大学に近く通学に便利(授業の間隔があいていることも多い)、コンピュータルームや図書館等の大学の施設がいつでも利用できる、他の学生との交流が多い、キャンパス内の食堂、中華料理等のトラックが利用でき一人暮しでも食事に困らないなどがあげられます。一方問題点としては、大学関連以外の施設がない、部屋の広さや設備の面で民間のアパートに比べ見劣りする割には、家賃がさほど安くない、夜は周囲の治安にやや懸念があるといったところでしょう。

2: センターシティ
センターシティとはスクーキル川(Schuylkill River)の東側に位置するフィラデルフィアのダウンタウンのことで、歴史的建築物と近代的なオフィスビルが混在し、商店、レストラン、文化施設、娯楽施設、都市公園も多く存在します。フィラデルフィアの中心街は古く、もともと馬車用に設計されており意外と小さく、各施設が集中しているためどこへ行くのも大抵が徒歩圏内で大変便利です。また、ウォートンの日本人学生も多く住んでおり、家族同士での付き合いも楽しめます。通学はバスか地下鉄 (Trolley) が一般的で、片道15-25分、自転車通学も可能です。一方、街中なので周囲の環境が落ち着かない、一部治安の悪い所がある(以下に紹介するアパートは治安上の問題はありません)、家賃が高い等の欠点もあります。日本人学生の多くは「ハイライズ」と呼ばれる中高層アパートに住んでいます。後述の通り、ドアマンが24時間体制で常駐しておりセキュリティが厳重であることが最大の特長であり、女性や家族連れで安全を重視される方には間違いの無い選択でしょう。 ハイライズ以外には、Brown Stoneと呼ばれる落ち着いた雰囲気のタウンハウス(3階建て程度のアパート)等があり、ウォートン生も多く住んでいます。
ハイライズと比べるとブラウンストーンはだいたい築100~150年の建物が多いのでハイライズほどきれいではありませんが、周囲が古き良き時代の雰囲気がある街並みであることや、高い天井、大きな窓、板張りの床、暖炉など味のあるインテリアを楽しめます。リッテンハウス広場南側から西側の一帯にあるブラウンストーンには特にウォートンの学生も多く住んでいます。ブラウンストーンも良い物件は品薄のようですので、こまめに街を歩いて “For Rent” のサインを頼りに、あるいは電話帳や Inquirer の広告を頼りに、不動産屋を精力的に回ることをオススメします。
3: 郊外

フィラデルフィア市街地の郊外には美しい住宅地が広がっており、アメリカ人富裕層の多くが住んでいます。映画に出てくるようなアメリカンライフをエンジョイするなら郊外に住居を探すのがお薦めです。新緑あふれる春、蛍が舞い、リスが走り回る夏、紅葉の名所へ迷い込んだかと錯覚する秋、そして銀世界も楽しめる冬と四季を通して自然に囲まれた生活を楽しむことができます。
King of Prussia 等の郊外都市は大変発達しており、複数の高級デパートで構成されるモール(大型ショッピングセンター)にはセンターシティからも多くの人が買物に訪れます。他に公園、幼稚園、ナーサリースクール等が豊富で生活は便利で、センターシティにはない魅力があります。住宅は大型になり、日当たりや景色も非常にいいにも拘わらず、家賃はセンターシティのアパート以下で、消費税は6%と1%安くなり、自動車の保険代も安くなります。例年Executive House、Drexel brook、Bryn Mawrには日本人の家族が住んでいます。なお、日本食材の宅配サービスを利用出来るほか、Narberthに日本食材店(Maido)があり主要な日本食材は手に入るため、日本食には困りません。
アメリカ人学生を含めWhartonの家族持ちの学生はSEPTAのR5沿線(Main Line)のタウンハウスに住む人が多いようです。Whartonのチームワーク重視のコースワークも、チームメイトが通学時間や家族の生活を考慮してくれるおかげで特に問題なくこなせます。子供をお持ちの方は現地の子供を通して地元の友達ができたり、ハロウィーンや地元の行事に参加したりするなどの楽しみもあります。一方で場所によっては通学に多少時間がかかること、自動車が最低1台必要になること、悪天候(冬の雪)の影響を受けやすいこと、センターシティで開催される行事への参加がどうしても億劫になりがちになること等の欠点があります。家族とよく相談したうえで、在校生に相談することをお薦めします。なお、昨年の2年生の方の印象ではおすすめエリア(通学40~50分以内)として以下のものが挙げられるとのことです。

・ Main Line(R5沿い)
郊外に住むWharton生の大半がこのエリアに住む。治安良好。高級住宅多い。特に、Bryn Mawrは、Main Line沿いのエリアの中でも、特に、ペン大医学部に来ている日本人の医者が多く住む。日本人の家族が多く、日本人の子供も多いので子供連れの方に向いている。
・ Swathmore, Media
軽井沢チック。治安良好。Penn大教授が多い。ただし、Wharton生が少ない。Airport近い。
・ Drexel brook
Wharton生多い。治安良好。

仮住まい

米国到着後の仮住まいは、日本人2年生からのサブレットまたはホテルと人によって異なります。日本人2年生からのサブレットを考えている方は、4月の Wharton Welcome Weekendに参加して日本人1年生とコンタクトを取っておくことをお奨めします。その際、どこに住むか見当をつけておき、物件を仮押さえ (deposit)しておくのも良いでしょう。詳しくは、住居編を参照してください。  仮住まいのホテルは、郊外のホテルが少ないこともあり、センターシティまたは学校に近いホテルになります。学校に近いホテルは通学には便利ですが、買い 物をする場所が無いため生活立ち上げには不便です。多くの方が住居を選ばれるセンターシティ内のホテルを選んだほうが、生活を立ち上げやすいと思われま す。   7月4日は独立記念日ということもありこの日の到着は避けた方がよいでしょう。フィラデルフィアという土地柄ホテルが満室もしくは町が通常以上に機能 していないという可能性があります。EXPEDIAなど日本からでも予約できるので予算に合わせて探すのが良いでしょう。