カリキュラムの狙いと特徴

Cross-Functional Integration

各科目をばらばらに教えるのではなく、必修科目(Core)を担当する教官間で連絡を取り合い、同じ問題を様々な視点から取り上げることで、各科目間の有 機的な連関がわかるよう工夫がなされています。例えば必修科目の教授間で随時会議を持ち、ある科目で他の科目で習ったばかりの事柄に触れる、同じ企業を異 なる視点から分析する、複数の科目の課題の締め切りが集中することを避けるなどが挙げられます。このように、カリキュラムの構成がよく練られているのが ウォートンの特徴です。

Collaboration

学生がより学業へ注力し、かつ学生同士の連帯を確保する(平たく言えば学生同士ぎすぎすしない)よう、学校側(教授陣およびプログラムオフィス)と生徒会 (WGA: Wharton Graduate Association)の双方が連携し、最適な仕組みを追求しています。

学校側としては コンサートルール( Concert Rule:授業に臨むうえでのルール。遅刻しない、授業中にはケータイを使わないなどの基本的なマナー)や成績の強制分布(平均をB+とし、一定の割合で グレードを分布させる、クラス母集団の中で最下位10%はLT(Lowest ten percent)として要注意マークする、等)を推し進め学生のコミットメントを追求し、生徒会としては成績非開示方針(Grade Non Disclosure Policy:就職活動において学生が成績を開示しない方針)を導入し、学生同士の過度な競合を回避し、互いに支えあう校風を確保する取り組みを進めています。

Leadership Skills

リーダーに必要とされるチームワークやリーダーシップの習得、開発を目的としたコースであるMGMT652をはじめ、リーダーシップベンチャー (Wharton Leadership Ventures)やゲストスピーカーを招いてのスピーチ(Leadership Lectures:コカコーラ社CEOや米軍統合参謀本部議長など重鎮が登壇します)など、リーダーシップ教育は題材に事欠きません。

Learning Team

同じコホートの5ないし6名で構成されるラーニングチームは、後述するラーニングチームリトリートで初めて顔を合わせることになります。その後1年を通し て、必修科目におけるグループプロジェクトのほとんどをこの単位でこなしていくことになります。(課目によっては別途チームを組むことができるものもあり ます。)

Globalization

各必修科目ではビジネスの国際的な側面も強調される他(日本の話題も登場します)、第四四半期終了後に3~4週間をかけ中国、東南アジア、南アメリカなど を回る科目(MGMT653 (Global Immersion Program))も選択科目として提供されています。